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Bicycle

2021-02-24

梅見散走 (前編)

2021年になり早くも、2ヵ月が過ぎました。
2月の和名は「如月(きさらぎ)」ですが、「梅見月(うめみづき)」という別名もあるのをご存知でしょうか?
また、大阪と梅は縁があり、大阪府のシンボルの花の一つに、梅が指定されています。

という事で今回は「」をテーマに、自転車で大阪市内を散走してきました。
各所を自転車でゆっくり巡り、春の訪れを感じる事ができました。


■晴天の下、出発!



この日は、スッキリとした青空の快晴でした!
お昼前にグランフロント大阪を出て、日陰では肌寒さを感じましたが、暖かい日差しのお陰で気持ち良くサイクリングを始める事ができました。


■どら焼きで腹ごしらえ



天満方面に差し掛かり、自転車のサイクルラックがあるお店がふと目に留まりました。
こちらは『どら焼きとコーヒーの専門店 いちりん』というお店で、季節の素材を生かした創作和菓子を提供されていて、「豆どら」が名物だそうです。
因みにサイクリストの方には、必要であればお水補給のサービスをして下さるとの事でした。



あまおう苺の「季節フルーツのどら焼き」と「わらび&抹茶ミルクドリンク」をテイクアウトして、中之島の川沿いを眺めながら頂きました。
どら焼きはとても可愛く、餡子とクリームが苺の甘酸っぱさを引き立てていていました。
ストローで吸える位柔らかいわらび餅に、抹茶ミルクを注いであるドリンクは、和菓子によく合うと感じました。


■大阪天満宮を参拝



大阪天満宮』に到着!
境内の南西側にある蛭子門近くの自転車置き場に駐輪し、手を清めて御本殿へ。



学問の神様として信仰を集める、御祭神の天神さん・菅原道真公は梅の花を好まれ、「梅鉢紋」がこちらの社紋に使用されるなど、天神さんと梅はとても深い関わりがあります。

参拝後、知人に受験生がいた事を思い出し、合格祈願の「通り抜け鉛筆」と、梅干しの「幸うめ(さちうめ)」を購入しました。




境内を散策すると、あちこちに植えられた梅の花が丁度見頃を迎えていました。
白梅、紅梅、ピンク色のしだれ梅など約100本の梅があるそうで、とても綺麗でした!!


■梅を見ながらお昼ご飯♪



境内を見て回り、大阪天満宮の北側へ進むと、「星合の池(ほしあいのいけ)」(別名:亀の池)の橋が見えてきました。
その先にある『星合茶寮(ほしあいさりょう)』で、お昼ご飯を頂く事に。



満開の梅の花を屋外の席から眺めながら、梅干しと昆布の「よろこぶうどん」と、「おむすび」を注文。
関西風のお出汁に、モチモチとした食感のユニークな形状のうどんが絡み、ホッとする様な優しい味わいでした。
添えられた梅干しと昆布も味の良いアクセントになり、ツルツルっと食が進みました。

因みに、こちらのうどんメニューは全て、「すべらんうどん」という麺を使用されているとの事です。

※すべらんうどん:麺の中央に幾つか切れ込みがあり、そこに箸やフォークが引っ掛け易い構造になっていて、麺の長さは18cmと一般的なものより10cm程短めの、どんな方でも食べ易く工夫されたうどんです。



食べている最中に梅の木へと目をやると、番(つがい)と思われる、可愛いメジロ2匹が仲睦まじく花の周りを飛び交っていました。
何とも風流な景色に、心がほっこりと和みました。


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