Bicycle
2024-07-27
スタッフの自転車組立て挑戦記 | シマノバイカーズに出場編
7月の下旬にシマノバイカーズへ参戦しました。
この日が組みあがったマウンテンバイクのシェイクダウン。
私はシマノスクエア発の「Ride&Fish」のアテンドと「MTB Short Trail」に参加しました。
当日の模様を振り返ってお伝えします。
What is Shimano Biker's?
シマノバイカーズは八ヶ岳がよく見える長野県の富士見パノラマリゾートにて毎年7月下旬に開催されています。
マウンテンバイクの魅力を多くの人に届けるために1991年にスタートしたイベントで、今年で32回目の開催となりました。
泥だらけになって楽しむ自転車の魅力を五感で体験できる場所として、ダウンヒルやクロスカントリーなどの本格的なレースから、E-MTBやグラベルバイクでのツーリングなどさまざまな種目が用意されています。
参加賞は注染手ぬぐい
当日受付を済ませると、参加賞として手ぬぐいを頂きました。
シマノスクエアにて販売している手ぬぐいと同じ、堺市石津川のほとり「にじゆら」さんの注染手ぬぐいです。
ハンカチや汗拭きとしてだけでなく、ヘルメットを被る前に頭に巻いたり、キャップに挟んで日焼け対策したりと、この時期大活躍のアイテムです。
毎年絵柄が変わるそうで、今年は八ヶ岳の山並みをベースに、林間を駆けるマウンテンバイカーから、川岸のキャンプのイラストまで爽やかな色合いで表現されていました。
シマノスクエア発のRide & Fishツアー
なんとシマノバイカーズには釣りのイベントがあります!
それが、大阪梅田のシマノスクエアが提案するRIDE&FISH。
八ヶ岳の麓でサイクリング&釣りを楽しみ、釣れたニジマスを食べることのできるツアーです。参加者のみなさんにはE-Bikeも釣り竿もお貸出しし、手ぶらでご参加いただけるので、旅行ついでのアクティビティ感覚でご参加頂けます。
Ride&Fishツアーは来年のバイカーズでも開催を予定しております。募集開始後すぐに定員になってしまう可能性がありますのでぜひお早めにご応募下さい。
公式アプリ「Biker’s festival」
今大会からは公式アプリ「Biker’s festival」がリリースされ、自分が出場する種目のタイムスケジュールが分かりやすく確認できるようになっています。
複数の種目にエントリーしている人は「次の種目が何時からか」が一目で確認できるのでスケジュール管理に役立ちます。
この日は組み上げた自転車のシェイクダウン
組みあがった自転車での初走行の前に、自転車の各部をチェックします。日常的に点検すべき主要な項目をピックアップしました。
・クイックリリーススルーアクスルの軸が適切な力で締め付けられていること
・空気圧が適正であること(低いとパンクの原因になります)
・ステムやヘッドにガタや緩みがないこと(前ブレーキしながら前後にゆする)
・ハンドル末端にエンドキャップが装着されていること
「MTB SHOT TRAIL」に参加
さて、受付を済ませたらゴンドラに乗って山頂駅に向かいます。
土日合わせて計3回行われるMTB SHORT TRAILは各回40名のお客さんが参加される人気のコース。山頂駅に到着し八ヶ岳をバックに出走前の記念撮影しました。
経験年数や自信度に応じて3つのグループに分かれたら、グリーンのゼッケンを着たスタッフさんを先頭に出走!
走り始めはダブルトラックで視界も良好でしたが、次第に茂みが多くなりシングルトラックに。
「MTB SHORT TRAIL」に使われるコースは、富士見パノラマリゾートの一般営業日には使用していないトレイルを特別に解放したバイカーズオリジナルのコースなのだそう。
走りに夢中だとついつい写真を撮るのを忘れてしまいがちです。
下りきった後に待っていたエイドでは、コーラの他、信州のスモモ、ブルーベリー、パイナップル等が贅沢にふるまわれました。みずみずしくて美味しかったです!!
シマノバイカーズに参加してみて
振り返ってみると思っていた以上にテクニカルなコースでした。下りきってからパノラマに戻るまでの登りもきつかったです。日頃の運動不足を感じました..。
ですが、当日はじめて会ったお客さんとスリリングなシーンや苦楽を共にでき、一体感を得られるのはマウンテンバイクの魅力の1つだなと感じます。都会で働くみなさんに体験していただきたい非日常なひと時でした。
イチから自転車を組み立ててみて
5回にわたってお送りした自転車組立て記録はこれで終了です。
今回はじめてフレームから自転車を組み立てに挑戦しましたが、手間もコストもかかって大変でした。部品のみならず、専用の工具が必要だったり、お店に依頼する場合も工賃が必要だったりして、完成した状態の自転車を購入した方がよっぽど安上がりだと思います。
一方で、普段自転車に乗っていてあまり気に留めることの無かった、ギア比やヘッドパーツの規格、最近のトレンドなどを逐一調べながら、部品を集めては組付け、を繰り返し形になっていく様を見るのは楽しかったです。なにより「自分で自転車を組み立てたぞ」という手応えがありました。
そして最新12速のSLXコンポーネントの変速性能に驚きました。機械式(ワイヤー引き)の変速システムなのにとても反応が良く気持ちよく変速しました。
この自転車にはブレーキ性能アップやシートポストのドロッパー化の改善余地があるので、進展があったらまたレポートします。
マウンテンバイクの拡張性を活かして釣りのタックルを装備してみたいな、とも思います。「こんな便利アイテムがあった!」など見つけたら共有しますね。