Bicycle

2024-03-23

シマノスクエアスタッフの自転車組立て挑戦記|フレーム編

シマノスクエアスタッフの私SHOTAROが、今回初めて自転車の組み立てに挑戦しました。


経験豊富なKAGE店長とASAKEN副店長のアドバイスのもと、部品を集め、工具を集め、少しずつ自転車が組み上がってゆく様子を数回に分けてレポートしますのでお付き合いください!


古いマウンテンバイクに最新のコンポーネントが取り付けられるのか疑問に思っている方、自分で自転車をカスタマイズしてみたいという方に、少しでも参考になれば幸いです。


今回組み立てる自転車フレーム


さて、今回題材にするフレームはハードテイルのマウンテンバイクです。


私が思うマウンテンバイクの魅力は、 
・山道を走れる
・自転車旅に向いている
・荷物の積載力
1台で様々な楽しみ方ができる汎用性の高さです。


シマノスクエアに展示中のマウンテンバイク(DAVOS)


自転車旅(ツーリング)ができるロングライド向きの自転車と言うと、ロードバイクやランドナーが思い浮かびますが、あえてマウンテンバイクを選ぶメリットもあります。


 ・上体を起こして走れるので景色が楽しめる。疲れにくい。


 ・低重心、太いタイヤで走行が安定する。ふらつきにくい。


 ・ディスクブレーキで雨天でもブレーキがしっかり効く。

 


海外ではマウンテンバイクにパニアバッグをつけて長距離ツーリングというスタイルも多く見られます。ロードバイクやグラベルバイクのスタイリッシュさとは異なるワイルドさが恰好良いと思っています。


今回組み立てにチャレンジするマウンテンバイクのフレーム


O.L.Dって何?


早速、今回組み立てに使用する自転車のフレームをKAGE店長に見てもらいます。


KAGE店長「29インチだな。作りはしっかりしてそうなフレームだね。」


KAGE店長「これO.L.Dいくつ?135mmじゃない?」


SHOTARO「オーエルディーですか?」


KAGE店長「29インチでO.L.D135mmはあまり今どきじゃないね。」


私が知っている店長は、いつもお客さんと釣りの話で盛り上がっているような、まるっきり釣りの人というイメージです。ところが、その昔ダウンヒル(自転車で山を駆け下りる競技)でエリート選手として活躍していたバリバリ自転車の人でもあり、そちら界隈の人たちからは「かげやん」というあだ名で親しまれています。


O.L.D(オーバーロックナット寸法)とは、ホイールのハブの幅を指す自転車用語のようです。カタログなどで「O.L.D」という表記で公開されています。


同じ数値を「エンド幅」という言葉で表すこともあります。フレーム側から見たエンド内側の幅を「エンド幅」と言います。



マウンテンバイクのO.L.Dは主に(例外もありますが)135mmと148mmの2種類の規格があり、用途や価格帯で使い分けられています。


クイックリリースを使用するマウンテンバイクフレームのO.L.Dは135mmです。


一方で、スルーアクスルを使用するフレームではブースト規格とよばれるO.L.D148mmがスタンダードです。


KAGE店長いわく、ホイールの外径が26インチから27.5インチ、29インチへと大きくなるにつれO.L.D135mmのままでは横剛性が保てなくなったのだそう。急斜面を駆け降りるダウンヒルのコーナーリングなんかではホイールがブレてしまうようです。


同じ理由で回転軸となるシャフトも従来の5mmクイックリリースから、12mmスルーアクスルへと高剛性化しており、両者でフレームエンドの形状も異なります。



マウンテンバイクフレームの見るべきポイント


KAGE店長「マウンテンバイクのフレームで見るべきポイントは3つ」


 1.O.L.D(エンド幅)


 2.クイックリリース(QR)なのか、スルーアクスルなのか


 3.ブレーキの台座がどうなっているか

 


「まずはフレームに合うハブを探すところからだね」


今どきではないフレームですが、デザインも気に入っていますし、山道を走れて、荷物を積んで旅ができて、輪行もできて、釣りにも行ける、そんな1台に仕上げてみたい...!


休みの日に和歌山方面に出掛けてみたり、淀川沿いを京都まで、なんてやってみたいと企んでいます。


そういう訳で、今回の自転車組み立ては「O.L.D.が135mm」で「クイックリリース式」かつ「最新の12速に対応する」リアハブ探しから始まりました。


今回のまとめ


 ・SHOTAROがマウンテンバイクの組み立てに着手しました。


 ・マウンテンバイクは山道の走破性だけではなく、荷物の積載力にも優れ1台で様々な楽しみ方ができる汎用性の高さが魅力です。


 ・マウンテンバイクのエンド幅の規格には昔からあるO.L.D135mmに加え、近年ではO.L.D148mm(ブースト規格)が増えています。

 


シマノのMTB向けハブを調べると、大きく2種類の規格があることが分かりました。次回の記事ではそれぞれの規格の違いを知り、実際に選んだハブでショップにホイール組みを依頼する様子をご紹介していきます。


この記事を書いた人


シマノスクエアのスタッフとして東京から来たSHOTAROと申します。小学生5年生の冬に父に折りたたみ自転車を譲ってもらって以来、自転車の魅力に取り憑かれています。