Ride&Fish
2024-05-04
最適な道具でRIDE&FISHをもっと楽しもう!
釣りのスタイルによって道具を使い分ける
目的に合わせて道具を使い分けると、より快適に楽しむことができます。だから自転車も釣具も目的にあった道具選びが大切になります。
山でトラウトフィッシングを楽しむ場合
トラウトフィッシング × E-MTB
例えばKAGE店長が大好きなトラウトフィッシングの場合、山道でRIDE&FISHすることが多いので、電動アシスト機能が搭載されたマウンテンバイクを使っています。トレイルライドを楽しみ、体力に余力を残して釣りができるので全てを楽しめます。
河川敷でルアーフィッシングを楽しむ場合
河川敷ルアーフィッシング × グラベルバイク
ASAKENの場合は、河川敷などでRIDE&FISHすることが多いので、グラベルバイクを使っています。舗装路も未舗装路も気にすることなく突き進めるので、河川敷を河口付近から中上流域まで移動を繰り返しながら楽しむことができます。
釣り公園など整備された場所で釣りを楽しむ場合
釣り公園巡り × ロードバイク
終始舗装路を移動しながら、釣り施設でちょっと釣りをする場合などは、ロードバイクでも楽しめます。管理釣り場などでは、釣った魚も食べられるところもあるので、食事も楽しめますよ!
CycleSports特別編集 関西サイクリング(八重洲出版)でも自転車で和歌山の漁港巡りをしながら釣りを楽しむ方法をご紹介しているので、そちらもチェックしてみてくださいね。
※釣りが禁止されている漁港などもあるので、ルールを守って釣りを楽しみましょう!
RIDE&FISHにおすすめの釣りと道具
もちろんRIDE&FISHにも向き不向きがあります。というわけでここからは、RIDE&FISHが楽しみやすい釣りのジャンルごとにおすすめの道具をご紹介していきたいと思います。
ライトソルト
アジ、サバ、メバルなどの小型の魚を狙うのがライトソルトです。使用するルアーも小さいので、持ち運ぶ道具も少なくコンパクトにまとまります。ロードバイクでも対応できるので、しまなみ海道やアワイチなどを楽しみながら、朝夕のタイミングで釣りをするのも「アリ」だと思います。
なお、自転車専用シューズで水辺へのアプローチは滑りやすく大変危険ですので、釣りをするとき用のシューズもお忘れなく。
リール|スピニングリール 1000番~C2500番
ロッド|長さ7~7.6フィート、適合ルアーウェイト上限が5~10g程度
ルアー|ジグヘッド:1g前後、2インチ前後のワーム など
ショアソルト
岸際から沖に向かってルアーをキャストして中大型魚を狙うのがショアソルトや陸っぱり(おかっぱり)と呼ばれる釣りです。ライトソルトよりも道具が少し大きくなるので、バッグ類を使い分けながらの収納が必要になります。
また、40~50cm以上の中型の魚になると引き上げるためのランディングネット(網)が必要になってきます。不意の大物に対応するためにランディングネットを持参しておけば安心です。
リール|スピニングリール C2500番~4000番程度
ロッド|長さ8フィート以上、適合ルアーウェイト上限が30~40g前後
ルアー|ミノー、バイブレーション、メタルジグ など
トラウトフィッシング
ライトソルト同様にコンパクトな道具が多いので、あまり持ち運びには苦労しないと思います。また、テンカラ釣りなどはリールを使わずシンプルに糸を竿に結び付けて釣りをするので、使う道具も少なく、グラベルバイクでトレイルを走りながら楽しむこともできます。
ただこの釣りを本格的に楽しもうとすると、装着する釣具が増えます。川にザブザブ入っていくためのシューズやウェーダーと呼ばれる専用ウェアなどなど…。熊対策もお忘れなく!
スピニングリール|1000番~C2500番
ベイトリール|BFS表示のあるもの
ロッド|長さ7フィート以下、専用ロッド推奨
ルアー|2g前後のスプーン、クランクベイト など
河川などでの釣り
身近な河川での釣りの場合、最小限の道具で楽しめば機動性も高まります。河川沿いの道を走りながら、気になるところで釣りを繰り返していると、気が付けば長い距離を移動していた…なんてこともあります。
河川沿いにはサイクリング道が整備されていることもあるので、ライドも楽しめますが、水辺に近いところは未舗装路のところが多くなるので、グラベルバイクで出掛けるのがおすすめですよ。
リール|スピニングリール C2500番~4000番程度
ロッド|長さ8フィート前後
ルアー|ミノー、バイブレーション、ワーム など
管理釣り場での釣り
自転車は持っているけど、釣りは未経験というかたにおすすめなのが、「管理釣り場での釣り体験」です。管理釣り場の多くは山間の綺麗な水の流れる場所にあるので、意外にサイクリストにも馴染みのある場所に近いです。
また、釣具を持っていなくても、施設で道具のレンタルサービスなどがあるので、お試しでRIDE&FISHを体験してみるにはもってこいです。(楽しめたら、ぜひ釣具の購入もご検討くださいね)
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今回のまとめ
今回は釣りのジャンルごとに道具を使い分けて、より快適に楽しむ方法などをご案内しました。もし挑戦してみたいスタイルがあれば、ぜひ試してみてほしいです。
ちなみに、釣りはジャンルや釣り方が様々、複雑で難しく感じておられる方もいるかと思います。そんな時に参考にしていただきたいのが、シマノの釣具部門が提供している「釣りを始めてみたい人を徹底サポートしてくれるビギナーズサイト」です。ぜひ、こちらも参考にRIDE&FISHへの一歩を踏み出してみてください!
TEXT : ASAKEN
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