Bicycle event
ナレッジキャピタル・ワークショップフェス2019夏
[開催日] 2019/08/03
セミが鳴き始め太陽がジリジリと照らすなか行われたワークショップフェス2019!夏休み中の子供たちは元気いっぱいでした。
シマノスクエアでは「自転車のかがく ~スポーツバイクについて学び、分解してみよう!」をお届けいたしました。
自転車の種類や形を知っていただき、それから実際に自転車の一部を分解してもらおうと思います。
まずは「自転車の歴史」です。
初めて自転車を開発したのは誰だろう??どんな形の自転車だったのだろう??何に使われたのか?など
「自転車の歴史」をクイズにしてお答えいただきました。
お父さんお母さんの知識も借りて考え、みなさん元気よく答えてくれました。
次に「自転車の種類」
マウンテンバイク、ロードバイク、クロスバイクを用意し近くで見て触って違いを実感しました。
マウンテンバイクは山の中を走ったりジャンプをするためサスペンションがついていたりハンドル操作しやすくフラットハンドルになっています。
ロードバイクは風の抵抗を受けないために車体がスリムになっています。少しでも軽くするためにフレームの素材はカーボンを使っています。
最後にクロスバイクはマウンテンバイクとロードバイクを組み合わせたような車体になっています。さらに電動アシストがついているタイプもあります。遠くに出かけても疲れない!体力に自信のない方でも気軽にサイクリングに行けるようになっています。
ギアチェンジしてみたい!やペダルを回してみたい!大きくなったら乗ってみたい!普段目にしないような自転車を目の当たりにした子供たちは興味津々でした。
そしていよいよ「分解」です。
車輪の分解へ進んでいきます。車輪は、初めて自転車が発明されたときからついている部品です。
タイヤレバーという工具を使いホイールとタイヤを外します。子供たちの力では少し難しい部分もありましたが、自分でしたい!との気合をいれて分解しました。
空気を抜きタイヤとチューブを分けると「空気を入れたらタイヤではなくチューブに空気が入っているのか!」と新たな発見がありました★
空気も大事な部品のひとつなんですね。
車輪の分解はパンク修理にも役立ちます。簡単なのでお家で試してみるのも良いですね。
最後にチェーンを切って繋げてつくる「キーホルダー作り」です。
チェーンって切れるの!?こんなに小さい部品がもっと分解できるとイメージできない子供たちがほとんです。
チェーンをカットするには専用の工具を使います!力が必要なので先生と一緒にチェーンの切り離しをしました。
”パキッ” 工具を回すと
ピンやリンクプレートやローラーといった細かい部品に分解できました。
ローラーがくるくる回って、スムースにペダリングできるんですね。
切ったチェーンをまた繋げて輪の形に戻しボールチェーンを通してキーホルダーの完成☆
鞄に付ける子、自慢げにお母さんに見せたり、自分で作ったキーホルダーを大事に持って帰ってもらえました。
チェーンは小さな部品が集まって、手をつなぎあって力を伝えています。スムースに力を伝えるには、油が大事です。おうちの自転車にも油をさしてあげてくださいね。
仕組みが学ぶと、自転車がもっと面白く見えてきます。自分の自転車によりいっそう愛着がわいて、お手入れしたくなるでしょう!
今まで、ちょっと抜けてしまったまま走っていたタイヤの空気、ちょっと錆びついてたまま漕いでいたチェーン。今回の体験でそれぞれの役割を理解して、少し愛を注入していただけたら嬉しいです。
ご参加いただきましたお子様、お父さんお母さん、誠にありがとうございました!
【参加者の声】
初めて見ることばかり。なかなか家では出来ないことなので良かった。ありがとうございました!
タイヤの仕組みとチェーンの仕組みがよく分かった
自転車の事について学べたし、タイヤの外し方やチェーンの分解など実際に体験できて良かった
タイヤの分解、チェーン切りなど、なかなか経験できないことができた
【講師】
シマノスクエア スタッフ