fishing event

電動リールの構造について学んでみよう

[開催日] 2019/08/24

“電動リールを使って釣果アップしよう!”

今回は電動リールの企画スタッフで『電動リールの構造について学んでみよう』を開催しました。
電動リールの構造やモーターの原理、シマノ電動リールのラインナップや色々なフィーチャー説明そして最新の電動ジギングの紹介など電動リールの全てが分かるイベントでした。

まずはシマノ電動リールのラインナップ説明から価格帯では上位機種から「ビーストマスター」、「フォースマスター」、「プレイズ」、「プレミオ」の4種類があり、サイズ別には最も小型の300番(小物釣り、タイラバ用)から一番大きな9000番(マグロや深海釣りなど)10アイテムの大きさが揃っています。
釣りの種類にベストなリールを選ぶことが可能になっていますね。


電動リールの心臓部といえば「モーター」です。モーターが回転する原理から一般的な「ブラシ付きモーター」と高性能な「ブラシレスモーター」の違いについての詳しく説明です。実際のモーターを分解して「ブラシ付き」と「ブラシレス」の構造の違いを詳しく見ていただきました。みなさんだぶん初めて見るという感じでしたので非常に興味深くご覧いただきました。

ここで内容を簡単に説明しますと一般的なモーターは回転部分にコイルがありこのコイルに電気を通電して電磁石にすることで外側のケースにある永久磁石と反発して回転する仕組みになっています。この回転部分のコイルに電気を流す部品を「ブラシ」と呼んでします。「ブラシ」は回転部品と接触しているので摩耗しますし、摩擦抵抗も発生します。これは一般的な「ブラシ付きモーター」の大きな弱点です。この弱点を解消しモーターが「ブラシレスモーター」です。「ブラシレスモーター」では回転部分が永久磁石でコイル(電磁石)は外側ケースに配置しています。ですから回転部品に電気を流す必要なないので摩耗する部品=ブラシがありません。従って「ブラシレスモーター」は「ブラシ付きモーター」と比べてモーターの耐久性能が圧倒的に高くなっています。「ブラシ付きモーター」と「ブラシレスモーター」違いが分かっていただけたと思います。


シマノ電動リールのモーターは、最上級機種ビーストマスターにこの「ブラシレスモーター」が採用されており、他の3機種は一般的な「ブラシ付きモーター」採用になっています。かなり専門的な説明ですが納得ですね。
次に電動リールの「パワー表示」について詳しい説明です。各メーカーで色々なパワー表示がありますが一番実際の釣りに近い数字はシマノが表示している「実用巻上持久力」という数値なのです。この数値は実際に電動リールがマックスのスピードで100mを連続して巻上可能な数値の表示になっています。
では「実用巻上持久力」より重たい魚は釣れないのでしょうか?ここで質問「たとえば陸上で100㎏の重さのマグロは水中で泳いでいたら何キロ?」と参加者の皆様に聞いてみました。「20㎏位?」との回答が数人から寄せられましたが。実際には生きていて魚が泳いでいるときは魚の重さは0㎏なのですね。生きている魚は水中にサスペンドしていますので重さはありません。(もちろん魚が死んでしまうと魚の体積分の浮力を引いた重さがかかりますが)なんとなくわかったような感じ?ここで実際の例として「実用巻上持久力」「20kg」の14ビーストマスター6000で75kgのキハダマグロを約10分で釣り上げた説明を釣った本人から説明されると全員「納得!」でした。魚の重さと魚の引く力はイコールではないと言うことなんですね。


その他、電動リールはいろいろなフィーチャーがたくさんありますので主なフィーチャーを簡単に説明させてもらいました。(「タッチドライブ」「スピードクラッチ」「サーモアジャストドラグ」NEW「海底魚群水深表示」「ハンドルスピード表示」「楽楽モード/速度一定モード」「E-エキサイティングドラグサウンド」「モーター&クラッチ連動機能」「超微変速制御」等)
そして最新情報の「電動ジギング用電動リールビーストマスター2000EJ」のお話。ジグのシャクリ、ジグの回収、魚とのファイトこれらすべてが出来る史上初の電動リールが9月に発売されます。電動リールがジグを自動でシャクルモードやギア耐久が2倍以上になった最新ギアシステムなどの説明にみなさん「すごい!」の反応続出です。電動リールしかできない高速ジャークはもちろんですがやっぱり楽ちんも魅力のようですね。


そして船釣り釣果アップの大きな味方になる「探見丸システム」の説明。
釣り座で魚探を見ることができれば釣果アップは確実ですよね。それを実現したのが「探見丸システム」です。システム専用の魚群探知機(親機)を搭載した船に乗ると手元も「探見丸(子機)」のモニターに親機の魚群画像が映るという優れもの。海底の状態から魚群の有無、魚の大きさまで表示されると聞いてびっくりですね。シマノの多くの電動リールとも連動できるシステムなので電動リールのファインダーが簡易魚探機能にもなりますよ。また、スマホで「探見丸アプリ」をダウロードしてもらえると無料でこの機能が使えます。すでにお使いの方もおられましたが初めて聞く方は感心するばかりでした。(笑)


最後は電動リールのメンテナンスの動画を見ていただいてメンテナンスの知識アップです。基本はシャワーでの水洗いですがシャワーで流しながらスプールの糸を引っ張ってベアリングやギアの塩分を流し落すのが「みそ」だそうです。次回から「さっそくやってみよう!」との声も聞かれました。
知っているようで意外に知らない事が多い電動リールについて今日は詳しく説明させていただきました。
参加された皆様が今日の電動リール知識向上でより快適な釣りをされることができれば幸いです。

 

 

 

 

【講師】

(株)シマノ リール企画 電動リール担当