Bicycle event
E-バイク フィッシング ~奥河内トラウト編~
[開催日] 2019/11/17
釣り×サイクリングをどちらも贅沢に楽しんだ「E-バイクフィッシング ~奥河内トラウト編~」。
アシスト機能が付いたE-バイクにフィッシングタックルを取り付け、金剛山へのヒルクライムと管理釣り場でのトラウト釣りを楽しみました。
舞台は古い街並みを残す河内長野と、金剛山麓の豊かな自然に包まれた千早赤坂。
当日は、晴れ渡った空と紅葉が美しい絶好の自転車日和となりました。
登山客で賑わう河内長野駅を出発し、中世の宿場町の風情を色濃く残す高野街道を進んでいきます。
千早赤坂城址線へ入ると、道の両側は緑に包まれ、緩やかな上り坂となります。
冷気を帯びた山の空気がとても爽やかです。緩急の続く道も、E-バイクのアシストで難なく進んでいきます。
サイクリングと釣りに必要な道具を運んでいますが、それも苦になりません。E-バイクの力強さを感じながらも、体を程よく動かしているので、ほんのり汗ばむくらいのペースを保ちつつ快活にペダルを回します。
金剛山の麓からは、次第に坂の傾斜がきつくなりますが、E-バイクがしっかりアシストしてくれているので、まだまだ大丈夫です。千早川の釣り場までの道のりは、ロードバイクでヒルクライムトレーニングにも使われることも多い10キロほどの登り坂です。E-バイクでは景色を楽しんだり会話を楽しむ余力が生まれ、紅葉や川のせせらぎを楽しみながら進むことができました。
マス釣り場の食堂では、鱒を使った塩焼きや天ぷら、刺身を味わいながら、E-bikeやこれから始まる釣りの話で盛り上がります。
お腹が満たされた後は、釣り部門の社員講師によるレクチャーで、トラウトフィッシングの準備に取り掛かります。それぞれのE-バイクに取り付けて運んだロッド(竿)を組み立て、リール、ライン、ルアーを取り付け、まずはルアーを狙った場所に投げる練習に挑戦です。
コントロールが少しできるようになったら、今度は別の池でいよいよ本番にチャレンジ。
魚を上手に誘うために、ルアーの種類や色変えてみたり、リールを巻くスピードに変化をつけたりと、魚の好みを探ります。魚との呼吸が合わなければ、なかなか釣りあげることはできません。
一投。また一投。水面下の魚に想像力と感覚を集中させるマインドフルネスな時間が過ぎてゆきます。
コツをつかんできた方が、徐々に魚を釣り上げ始めました。喜びの声が時折聞こえてきます。
3時間にわる熱く静かなやり取りの釣果は、多い方で7匹という結果になりました。
瞬く間に時間が過ぎたように感じ、参加者の方はまだ誰も帰りたくない様子です。
後ろ髪をひかれながら持ち帰る魚をパッキングし、本日はこれにて納竿、となりました。
帰り道は長い下りが続きます。体を冷やさないよう、服を整え帰路につきます。
半分ほど下ったところにある檜尾山観心寺では、夕暮れの紅葉を鑑賞しながらしばし休息。観心寺は重要文化財を持ち、日本遺産にも認定されている河内長野の名刹です。
紅葉の続く山道と中世のような街並みの高野街道を抜け、辺りが薄暮に包まれ始めた17時前。
河内長野駅近くの高野街道の酒蔵まで戻り、閉店間際の店内にお邪魔させていただきました。ここ天野酒造は300年近く昔の日本酒の味を今に伝える有名な造り酒屋さんです。お店の外にも中にもたくさんの杉玉が並ぶ光景が目を楽しませてくれます。
おいしい地酒と肴を手に入れ、晩の食卓の役者は全て揃いました。
たくさんのお土産を手に、本日のE-バイクフィッシングはこれにて終了です。
参加者の方からは、「普段であれば疲れてしまうようなコースでしたが、E-バイクのおかげで釣りを楽しむ余裕と体力が十分に残り、両方とも存分に楽しめました」という感想をいただきました。冒険心や好奇心をアシストしてくれるE-バイクという新しいモビリティは、自転車の楽しみ方をこれからもまだまだ広げてくれそうです。
E-バイクフィッシングの実施に当たり、今回のLOUIS GARNEAU(ルイガノ)様のご協力でE-BIKE「AVIATOR-E」と「ASCENT e-sports」の2機種を使用させていただきました。この場をお借りまして、厚く御礼申し上げます。
LOUIS GARNEAU ルイガノ社E-スポーツバイク
Shimano STEPSバイクコンポーネンツ搭載
Shimano STEPS の詳細についてはこちらをご覧ください。
https://set.shimano.co.jp/steps/
Shimano STEPS 全国試乗会スケジュール
https://set.shimano.co.jp/steps/testride2019/