Bicycle event
パン屋巡り散走
[開催日] 2019/04/21
シマノスクエアから自転車で気軽に行ける距離には、人気のパン屋さん、地元で愛されているパン屋さん、創意工夫に富んだパン屋さんと、個性豊かでおいしいお店がたくさんあります。
市内中心部のサイクリングを楽しみながら、パン屋さん巡る散走を、計3回にわたり開催しました。
今回はその様子をお伝えします。
第1回の散走には、WEBサイト「パンヲカタル」を運営され、パンシェルジュとして活躍されている浅香正和様にもご参加いただきました。
浅香さんは、パンのエキスパートとして、地域やデパートでの催事企画、そしてテレビ等のメディアでも「パンシェルジュ」として活躍されています。浅香さんをお迎えし、今日はどんな散走になるのだろうと皆期待に胸を膨らませます。
それではスタートです!
①La Fournée ( ラ・フルネ)
シマノスクエアから南へ10分ほど走った西区・土佐堀1丁目にある、La Fournée ( ラ・フルネ)さんからです。
堂島川を渡り、中之島の大阪国際美術館の前を通り、大川を渡ってすぐのところにあります。
白い木の壁と明る黄緑の看板が目印です。
サクサクとした生地の「焼き」が得意で、パンのほかにもお菓子やコンフィチュールが人気だそうです。
今回皆さんははサクサクのクロワッサンや中身の詰まったシュークリーム、タルトなどを購入。
甘いクロワッサン・アマンドも非常においしそうで、ついあれもこれもと目移りしてしまいます。
ここで買いすぎてしまうと後半に回るお店のパンを持てなくなってしまいますので、厳選して購入します。
② LOULOUTE(ルルット)
2件目は、バーガンディーの屋根とピンクの壁がかわいらしい西区・江戸堀にあるLOULOUTE(ルルット)さん。
オーナーの方は、パリの有名店で長年修行されたという実力派。おいしそうなパンと共に、陶器製の製菓道具や食器が飾られ、パリのかわいらしい食卓を連想させます。料理を引き立てたくれそうなブリオッシュや、焼き立てのハード系のパンの香りが食欲をそそります。まだ2件目ですが、やっぱり初めて見るおいしそうなパンの誘惑に負けてしまいそうになります。そんな予期せぬパンとの出会いが幸せな気分にさせてくれ、パンの誘惑に皆どっぷりと浸り始めている様子です。
靭公園でランチタイム
お昼は靭公園のクスノキの大木の木陰で、シマノスクエアから持参した特製のサンドイッチを皆様と一緒に楽しみました。
シマノスクエアのサンドイッチは、低温長時間発酵の胚芽パンに、濃厚な味わいのスモークサーモンやスパイシーなパストラミ、天橋立産のオイルサーディン、熟成されたハモンセラーノなどをそれぞれサンドした自慢の一品です。
通常テイクアウトでは提供しておりませんが、シマノスクエア カフェスペースでご注文いただけますので、ご来店の際にはぜひご賞味ください! (スタッフにも人気で、お昼に注文して食べることも多いんです!)
デザートには先程購入したスイーツのようなパンを。木陰でパンの品評会が始まります。
美味しいパンの話題はまだまだ尽きません。
③LEAI(パティスリー・ルアイ)
続いての3件目のパン屋さんは、空堀商店街の近く、谷町筋に面したお店LEAI(パティスリー・ルアイ)さんです。フランス国旗の暖簾にレンガの壁、店内には太い木の柱があり、どこか古城のような重厚感があります。
併設するレストランも人気で、シェフの技が詰まった惣菜パンや香草パンは人気があります。
空腹がランチで満たされると冷静な気分になれるかと思いきや、家で食べるからと、やはりおいしそうなパンを見つけるとトレイに乗せてしまいます。 今日の目的はパンですから、それでいいんです。。。。
お目当てのパンと一緒に購入したクロワッサン・ダマンドとマカロンは濃厚な味わいでとても美味でした。
④ R Baker(アール ベイカー)
広い草原のような難波宮跡を通り、大阪城のサイクリングを楽しみつつ、4件目のパン屋さんへ。
大阪城公園森之宮口近くにに2018年にできたR Bakerさんです。大阪の有名なレストランチェーンが運営しています。
暖かい春の休日ということもあり、おしゃれな店内とお店の外のカフェスペースは大勢の人でにぎわっています。ピクニックのお供に、気軽においしいパンを買うことができるのは素晴らしいですね!
購入時、店内でデトックスウォーターをいただけるのも暑い季節にはうれしいサービスです。
⑤ブランジェリー S・カガワ
最後となった5件目のパン屋さんは、北区の中崎町で有名なブランジェリー・エス・カガワです。
こちらのシェフはブランジェリー・タカギで修行後に独立された方のお店で、化学調味料を使用しない素材のパンが特徴で、生地をこねる水も三重から取り寄せる天然水というこだわりのお店です。
もうすぐゴールに近いということで、ここではバゲットやカンパーニュなどの大型のパンを購入してみました。
もちもち触感が素晴らしい米粉パンも人気です。最後の店舗だけに気合が入ります。
地元に寄り添うパン屋さんということで、お手頃なお値段のおいしそうなパンたちが購買意欲を掻き立ててくれます。
美味しいパンのことばかり考えながら走り、厳選に厳選を重ねてパンを選んだおかげで、明日も明後日も、まだまだおいしいパンを楽しめるくらいたくさんの収穫がありました。(今度は別のパンを買いたいと、2回連続で参加された方もいらっしゃいました。パンの魅力恐るべしですね。)
ご参加いただいたパンシェルジュの浅香さんにも、パンの特徴やそれぞれの個性やお店のパン作りに対する想いなどをお話していただき、パンへの理解を深め、よりおいしくいただくことができました!
今日巡った大阪市内の個性的なパン屋さん、しかしこれはまだまだほんの一部です。日を改め、まだまだパン屋さん巡りは続きます。
自転車でパン屋さん巡りをすると、サイクリングを楽しみながら、一日に何軒も回ることができますが、パンをどんどんリュックに入れてしまうと、せっかくのパンがつぶれてしまいますよね。
今回のパン屋さん巡り散走では、プラスチック製のフードコンテナに崩れやすいパンを入れて運んだため、クロワッサンなどの壊れやすいパンも選ぶことができました。本気でパン屋さんを回るときにはおすすめです。
皆さんもぜひ地元のおいしいパン屋さんを目指して、普段通らない道を通り、新しい発見や出会いを楽しみながら、ちょっと遠まで走ってみてはいかがでしょうか!