fishing event

「タイラバ」講座

[開催日] 2017/12/17

 シマノスクエア初のフィッシングイベント「タイラバ入門講座」
 誰にでも簡単に真鯛が釣れる今流行の『タイラバでのマダイ釣り』を一から分かりやすく解説する講座です!先の大型台風の影響により惜しくも延期となっておりましたが、あらためて開催することが出来ました。

 講師はシマノアドバイザーの佐々木洋三氏。氏は、釣りクラブ「ルアー&フライ サントリーオーパ!」を設立し、インチク・エギ、そして鯛ラバといった『漁具』を用いた釣りを展開。漁具のもつ歴史的価値とその可能性を実証されてきました。実は関西の文化を発信向上に取り組む「関西・大阪21世紀協会」の専務理事を務める文化人でもいらっしゃいます。
 初心者でもわかりやすい講座として告知いたしましたが、佐々木氏のお話がじっくり聞けるとあって会場は見るからに熟練釣り師の方々が数多くいらっしゃいました。



 講座は“縄文時代の釣り針”の話からスタートしました。「えっ!?そこまで戻る?」 とびっくりしましたが、そのころから針にはカエシという引っ掛かりが作られていたそうです。内側に引っ掛かりがある内ガエシが現代は多いですが、縄文時代の針は外ガエシ。理由は作りやすいからでしたが、現代の釣りでも、鯛の吸い込み方の習性などから外ガエシの針がいいこともあるとのこと。そういったことも佐々木氏は実践しながら研究されてきたそう。歴史と生物学とモノづくりの話に一気にぐいっと引き寄せられました。

 それから“タイラバ“。タイラバはピラピラっとした薄いラバー(ネクタイという)をつけた疑似餌です。初めて見たときはこんなんで釣れるのかなと思いますが、鯛のハートを捕えるようです。そんな釣れそうにない”タイラバ”がどうして生まれたか?そのミステリーを佐々木氏が紐解いていきます。そしてそれがどうやって全国に広がっていったのか。



 話を聞いているうちに、そこにはセレンデピティともいえるような偶然の奇跡があり、釣り方のイノベーションにつながり、海上を舞台としたマーケティングやロジスティックスの展開を経て、現代の「タイガーバクバク」までつながっているのだなあと、商品企画開発や文化を伝え拡げる活動の上でも何かヒントを得た気がしました。

 最新機材をどう使いをどういう状況で選ぶのか、また、優れた船長さんがいらっしゃるお勧めの船までご紹介いただきました。そして、皆様お待ちかねの質疑応答セッション。参加者の方々は日頃からお持ちのどうやったら釣れるのかという疑問をお持ちです。例えば、潮の流れがあるときには船のどの辺からどのくらいに投げるのか。そうしたおひとりおひとりの釣場・状況での対処の仕方を丁寧に解説いただきました。

 釣りは、様々な観点から見ることでとても面白くなる。そう感じさせていただいた佐々木氏のお話でした。きっと参加者の皆様も、それぞれの海でタイラバをフォールしていく時、シマノスクエアでの佐々木氏の顔を思い浮かべてらっしゃることでしょう。




[ 参加者の声 ]


●ゆっくり話が聞けてとてもよかった。
●タイラバにはまって4年目です。主に瀬戸内海でタイラバしていましたが昨年から大阪湾で頑張っています。大阪湾では瀬戸内海のようにうまくいかず今回はとても参考になりました。
●大変勉強になりました。今後、自身でやってみたいことが増えました。来てよかったです。ありがとうございました。
●釣りのテクニック等非常に参考になりました。今後も定期的にセミナー開催してください。


[講師]


[シマノアドバイザー]

佐々木 洋三(ささき ひろみ)

1955年生まれ。ライトゲームからビッグゲームまで幅広くこなすエキスパートにして、鯛ラバ、インチクなど漁具系ルアーの第一人者。詳しくはこちら