cycle event

「旅x自転車」 ビワイチ÷5 ~秋の湖北路ライド~

[開催日] 2019/11/03

滋賀県の琵琶湖を自転車で一周する「ビワイチ」。
健康志向の高まりやサイクリングの人気と共にビワイチへの注目度も年々上昇しています。近年はブルーのガイドラインなどの道路の整備が進み、より走りやすくなりつつあります。
とはいえ200kmもの距離がある琵琶湖一周は、簡単に誰もが挑戦できるものではありません。
そこでスポーツバイクをはじめてまだ間もない方や、琵琶湖を走る雰囲気を知りたいという方々向けに、琵琶湖を1/5だけ走ってみようというサイクリングを実施しました。


今回走るコースは、琵琶湖の中でも最も美しいと言われる北部。
琵琶湖の中では唯一坂のあるコースですが、頑張った分見所もたくさんあります。
湖東岸の木ノ本駅を出発し、賤ケ岳の麓を通り海津へ抜け、近江今津へと至る全長35㎞のコースです。

木ノ本地蔵院で旅の安全を祈願した後は、つるやパンへ。木ノ本で有名なご当地グルメと言えば、ここで販売しているサラダパンが人気です。小腹満たして峠越えの準備は万全です。




賤ケ岳山裾の峠の坂を頑張って登ります。頂上はトンネルです。
暗がりを抜けると、目の前に美しい琵琶湖の景色が広がります。
テレビや各メディアでも紹介されることも多い絶景ポイントからの琵琶湖の景観を楽しみました。


湖岸を走る道路からの景色も、北部ならではの光景が広がります。自然豊かな、琵琶湖本来の景色の中を走っていきます。風も気温も穏やか、紅葉も始まっており秋ならではの心地の良いコースが続きます。


昼食は、道の駅の中にある、「魚助」さんでいただきます。琵琶湖の名物といえば、やはり鮒ずし、鯖の棒寿司は外せません。鮒ずし茶漬けで、体の外も内も琵琶湖の恵みで満たされた気持ちになります。


食後も短い峠道を一つ越え、秋の湖岸をしばらく走り、おやつタイムです。かつて琵琶湖の水上輸送を担っていた丸子船にちなんだ、ほんのり甘く懐かしい味するピーナッツせんべいも、立寄る人が多い人気の銘菓です。

湖北部の自然は、春は桜、秋は紅葉と季節によって来る人の目を楽しませてくれます。
遠くに見える竹生島、泳ぐ魚と水鳥、釣り船なども行きかいそれぞれの秋を満喫。



北国街道の宿場町として栄えた木ノ本は、現在も木造建築が多く残り、当時のたたずまいを感じさせてくれます。この日は年に数回しか走らないという蒸気機関車、SL北びわこ号が煙を上げて木ノ本駅へ入線する様子を見ることができました。時代を遡ってサイクリングしているようです。



休憩時には、スタッフが持参した釣り竿で、参加者の皆様にも少しだけ釣りの体験を楽しんでもらいました。ヒットはありませんでしたが、水辺に近寄って糸を垂れると、より湖を近いものに感じることができます。


緑の濃い北部を抜け、東岸のマキノ町へ入ると再び昔の面影を残す街へと入ります。湖岸でコーヒーブレイクを挟み、本日のゴールである近江今津へと入りました。



最後は「琵琶湖周航の歌資料館」へ。
現在の京都大学のボート部の学生歌として生まれ、漕艇で琵琶湖を一周する際に目にする琵琶湖の美しい自然と、周航のロマンが込められています。加藤登紀子さんが歌ったことによって戦前・戦後の名曲として世に広まりました。

手漕ぎの漕艇による周航と足漕ぎの自転車の周走であるビワイチは、湖を一周することへのロマンと自然を楽しみながら漕ぐところに通じるものがありそうです。


琵琶湖の湖岸は街、自然、季節によって目に様々な風景を楽しませてくれる屈指のサイクリングコースです。是非皆さんも思い出に残る琵琶湖サイクリングを楽しんでみてください。