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夜のスクエア「変速調整とエトセトラ講座」

[開催日] 2019/05/15

「夜のスクエア」は、ほぼ水曜の晩に開催されるシマノスクエアの定例イベント。お仕事帰りに軽く自転車のコツを掴んでいただくプチ講座です!

 今回は「変速調整とエトセトラ講座」を開催致しました!

 なんか最近調子が悪い。ガチャガチャいう。いじったら怖くて、自分で調整したことが無い。自分でやってみてるけど合っているのかわからない。なんとなく不安ですよね。変速の仕組みを理解して調整すれば、安心です!!


 まずは、スポーツバイクに使われる外装変速機。リアディレイラーの仕組みを中心についてお話します。
変速性能は良くしたい!実はその性能は、チェーンとカセットスプロケットで既に決まっているんです!?…
じゃあリアディレイラーの役割は一体なんなの? その仕組みについて率直に解説しました。


 構造を理解していただいて、いよいよ変速調整。と、その前に皆さんにあるサンプルをお渡しします。
 それをグリグリいじり倒していただきました。変速調整といえば、ケーブルアジャスト。変速機と操作レバーをつなぐケーブルの張り具合を微調整することですが、調整するための部品=アジャストバレルってあんまりじっくり見ないですよね。どこまで回せるのか、1回しでどれくらい変わるのか分からないですよね。
 サンプルはいじり放題。皆さんぐりぐりと回して、部品がバラバラにばらけるまで回していただきました。どっちに回すとどうなるのか なんとなくわかってきたところで、


 今度こそ変速調整に入ります。調整のポイントは、横と縦。リアディレイラーの位置を適正な範囲に置くことで、チェーンが正しい位置を通り、設計通りの変速性が発揮されます。
 横方向の動きの位置を決めるのがケーブルアジャスト。アジャストバレルを回すと、チェーンの音が変わってきます。”シャラシャラ”音鳴りです。もっと回すと”ガチャガチャ”煩くなりました。もっとまわすと”スルスルスル” いつのまにか次の段に行っています。ちょっとずつリアディレイラーが動いていたんですね。
 調整のポイントはスイートスポットが アジャストバレル 何クリック分あるか。 それを意識して、シャラシャラ音が鳴ったら数クリック調整しましょう。1クリックは0.数ミリしか動きませんが、変速の質は大きく変化します。1クリックの大事さを、皆さんに調整していたただきながら感じていただきました。


 さらにちょっと近づいていただいて、横方向の動きの両端を決めるのが、トップ・ローアジャストです。
 横方向に動き過ぎてしまうとチェーンが外れて悲惨なことになりますので、キッチリ調整しておきましょう。ためしに調整が甘いと… ”ガチャガチャ” ホイルにチェーンが巻き込まれて行きました。自分の自転車じゃ怖くてできないことも、講習では実際にやってみせますので、肝のポイントが記憶に残るかと思います。

 さらに縦の調整やチェーン長さの設定を実習し、最後には、変速調整うまくいかない要因あるあるを”通常編”と”出先編”とで列挙して、日頃から気を付けるポイントをお伝えしました。


 今回は、変速機の構造なども少し知っていただきながら、シマノのコンポ。METREAを搭載した自転車を使って、変速の調整・セッティング方法を実践的に学び、理解を深めていただきました。

 参加者の皆さんは、スポーツバイクをよくお乗りになる中級者の方でしたが、変速調整はお任せという方も多かったようです。これからはツーリングの際に変速に違和感を感じたときも、安心して直せるかも!ですね。
 もちろん変速の質には、フレーム精度やケーブル配策など色んな要因が絡んできますので、総合的に見ていただけるスポーツバイク専門店のメカニックに見てもらうのが一番です。構造や調整方法など少し覚えていただくと、お店とのやりとりもスムースになるかもしれませんし、日頃の自転車の調子により敏感に気づくことができるかもしれません。

 今回の講座を通じて、皆様のサイクリングライフがより豊かになりますように願っております。
「夜のスクエア」では、ちょっとした自転車のコツを掴んでいただく様々なプチ講座を開催しております。どうぞお気軽にご参加ください。

 

[参加者の声]

「仕組みがよく分かってよかったです(ショップ任せなので)」

「変速機の仕組みが分かったので、少しは触れるようになるかも。でも怖い」

「リアの調整はわかったので、フロントも知りたい」

 

 

[講師]

シマノスクエア 店長&副店長