Ride&Fish
2022-01-14
【RIDE&FISH Interview】注染手ぬぐい:株式会社ナカニ|中尾社長
ゲスト:株式会社ナカニ | 中尾 弘基 様
レポート:ASAKEN(シマノスクエア副店長)
はじめに
シマノスクエアのオリジナルグッズとして、大阪・堺の伝統工芸品のひとつでもある「注染手ぬぐい」が加わりました。今回はいろいろな釣りで使用されているルアーが水中を活き活きと泳ぎ回っているような様子を表現したのですが、とても可愛らしいデザインに仕上がったことで、大変ご好評を頂いており、釣りファンの方のみならず、ご友人へのプレゼントや来店記念として多くのお客様にお買い求め頂いており、本当に嬉しい限りです。
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大阪堺市の株式会社ナカニの手ぬぐいブランド「にじゆら」さんとコラボし、シマノスクエアのオリジナルグッズとして「手ぬぐい」が仲間に入りました。まずは第一弾として、シマノの「ルアー...
今回のオリジナル注染手ぬぐいは、シマノと同じ大阪・堺市に拠点を置かれている 株式会社ナカニさんに製造して頂き、ナカニさんのオリジナルブラントである「にじゆら」とのコラボグッズとして仕立てました。その株式会社ナカニの中尾社長は大の釣り好きであることが判明! シマノ本社からも程近い場所に会社があったこともあり、最初の打ち合わせはシマノ本社で行ったのですが、中尾社長は大興奮。ソワソワして落ち着かないご様子の中尾社長は以前からシマノ製品をご愛用頂いており、感慨深い想いでこの打ち合わせに臨んでくださっていたそうです。
なぜ「手ぬぐい」なのか
なぜ今回「手ぬぐい」をオリジナルグッズとして採用させて頂いたかというと、手ぬぐいという日本の伝統的な布の優れた利便性と注染という技法を用いた芸術性の高さに感銘を受けたからでした。手ぬぐいは自転車や釣りを楽しむ時のみならず、様々な生活シーンに寄り添ってくれるような存在で、濡れてもあっという間に乾いてくれるし、雑菌が繁殖しにくく、けがをした時には止血したり裂傷部を固定したりと用途は多岐に渡ります。また、部屋に飾ったり、首に巻いたり、ランチョンマットにしたりと、生活を彩るアイテムとしても大活躍してくれるんです。
つまり手ぬぐいは実用性のみならず、意匠的にも様々なライフスタイルの中に自然と調和してくれる存在なのです。
シマノの基本理念である 「もっと自然へ、もっと人へ」 とも親和性が高く、知れば知るほど、もっと多くの方にご利用いただきたいという想いも相まって採用させて頂く事となりました。
釣り大好き 中尾社長
株式会社ナカニの中尾社長は滋賀県で生まれ、幼い頃から琵琶湖で釣りをされていました。当時は、漫画雑誌で連載されていた「グランダ―武蔵」の影響でバスフィッシングに没頭し、「ミラクルジム」に憧れてスキッピングの練習なども一生懸命されていたそうです。
学生時代はマウンテンバイクに乗って琵琶湖を1周したり、釣りに出掛けたりと「RIDE&FISH」を実践していたとのこと。そんな釣りに明け暮れた10代を経て今もいろいろな釣りを楽しんでおられます。釣りをしているときの「ちょっとした非日常」に癒され続けているので釣りはやめられないそうです。
そんな中尾社長も仕事で扱いはじめたことが手ぬぐいを使い始めたきっかけだったそうですが、使うほどに、その良さを実感していて、今では釣りに行くときはもちろん、釣具のお手入れなどにも手ぬぐいは欠かせないそうです。
では中尾社長の手ぬぐい活用法をご紹介していきます。
中尾社長おススメの手ぬぐい活用法
1.釣行時の手拭きとして
釣行時には欠かさず手ぬぐいをベルトなどに掛けて使用されています。手ぬぐいを通したカラビナをベルトループに掛けて使用されるのもおススメです。手が濡れた時にはすかさずサッと拭き取れます。速乾性に優れた手ぬぐいは、あっという間に乾くので大変重宝します。時には釣った魚を直接触らないように手ぬぐい越しに掴むのも良いでしょう。洗えば魚臭さもほとんど残らないので、繰り返し使用することもできます。
2.メンテナンス時の拭き上げに
手ぬぐいは使えば使うほどに生地の表面が柔らかくなっていくので、大切なリールの拭き上げやロッドのガイド部分の拭き上げなど、傷つきが気になるような場所をお手入れする際に大変効果的です。手ぬぐいは革製品のように使うほどに味わいも出てくるので、色落ちなども風合いとして楽しむことができます。吸水性、速乾性も高いので、水気を拭き取ったり、磨き上げたりと釣具のメンテナンスにももってこいです。
3.汗拭きや日焼け対策に
夏場の熱い時期などは特に汗を拭うのに役立ちます。首元に巻いておけば額の汗を拭いたり、首筋の日焼け防止にも効果があります。汗を含んだ手ぬぐいも水洗いしてよく絞って再度使用すれば、涼も取れるし、速乾性にも優れるので、再び汗拭きとしてご使用いただけるので、汗をよくかくような時期には欠かせません。
4.食卓を飾るランチョンマットとして
ランチョンマットとしてテーブルに敷けば、食卓を彩ることもできます。世の中には様々なデザインの手ぬぐいが存在するので、その日の気分やお食事の内容によって使い分けていくのも楽しいものです。シマノスクエア × にじゆら のコラボ手ぬぐいも4種類あるので、使い分けて楽しむこともできますよ。
5.壁に飾ってお部屋のアクセントに
デザイン性にも富んだ手ぬぐいはお部屋の装飾にも大活躍します。アイロンを当てて頂いて、綺麗に伸ばしていただくと、一枚の絵画のようになって壁面を彩ってくれます。季節に合わせて張り替えると気分転換にも良いですよ。
2022年は「自転車」をモチーフにした手ぬぐいが登場予定!
今回は株式会社ナカニの中尾社長にいろいろとお話を伺いながら手ぬぐいの活用方法をご紹介してきましたが、釣りのみならず自転車などのスポーツシーンでも手ぬぐいは大活躍してくれること間違いなしです。現在は、たくさんのルアーが活き活きと泳ぐ「釣りバージョン」の手ぬぐいを販売しておりますが、「自転車バージョン」も現在構想中なんです。自転車ファンの方にもお買い求め頂きやすいデザインでお届けできるようにしようと思っておりますので、お楽しみに!