Ride&Fish

2021-09-29

仕事上がりに夕暮れRIDE&FISH (大阪・南港)

曇りの日が多いなと感じた今年の9月が過ぎ、いつの間にやらもう10月と思っていたのに気が付けば11月となり、2021年も終盤戦突入しました。 今回は仕事仲間のKAITOくんがノー残業デーの日に大阪の南港方面でRIDE&FISHを一緒に楽しんできたので、その日の様子をレポートします。



今回選んだタックルはコンパクトで持ち運びにちょうど良いモバイルコンセプトのロッドにベイトリールとスピニングリールの2セット。モバイルコンセプトロッドはバックパックにも収まるくらいコンパクトになるので、自転車を使って釣りに出掛ける時にもってこいです。




梅田でKAITOくんと合流した後、オフィス街を抜けながら南港方面へと向かいます。その道中、大小いくつもの橋を越えるのですが、改めて大阪には川が多く「水の都」と呼ばれていた所以を感じます。また、道すがら舗装されてないところがあったのですが、思いがけずこういった場所に出くわすたびに「グラベルロード」が欲しいなと思う今日この頃…。




話が少し脱線してしまいましたが、南港に近づくにつれてトレーラーなどの大型車両が増えてきます。道幅が広いところであってもやはり大型車両からは自転車が見えづらい場合もあるので交差点付近では特に注意して走行してくださいね。



さあ、そうこうしているうちに目的地の「南港三角公園」に到着です。この公園の一部沿岸区間はSOLAS条約の立入禁止除外となっているので、今回はこちらで釣りを楽しみます。阪神高速 大阪港線の港大橋の真下に位置するこの場所から橋を見上げる眺望は迫力満点で絶景ポイントでもあるんです。




日没前に到着することができたので、早速道具を準備します。ロッドを手早く継ぎ合わせたあとはリールを装着してラインをガイドに通してルアーを結んでやれば直ぐに釣りを開始することができます。KAITOくんも手際よく準備を進めて「夕間詰め」の釣り開始!



この日は少し風が強かったので、やや釣りしづらい状況でしたが、足元の護岸沿いから丁寧に探っていきます。しかし釣り始めて30分、1時間と時間だけが過ぎ、いっこうに魚からの反応がない状況が続きました。



すると橋をライトアップする照明が点灯! 港大橋が美しくライトアップされて薄暗い景色を一変させました。と同時にライティングによって小魚が集まりだしたのか、少しずつ竿先に反応が伝わり始めます。




ルアーのサイズを変えたり、ルアーを通す水深を変えたりしながら反応の良い状況を探していき、この日のベストな釣り方に近づけていきます。KAITOくんと情報交換しながらお互いのセッティングを調整していくと、KAITOくんから「キタッ!」と声が飛び出します。



そこから当分の間、ふたりともコンスタントに20cm前後のサバを釣り続けました。きっとライティングの光によって回遊していた魚が集まってきたのでしょうね。まさに僕らにとっては「恵みのライティング」となりました。そうこうしているとタイミングよく店長のKAGEも仕事を終えて合流。最後は3人で楽しい時間を過ごすことができました。




仕事上がりの数時間でしたが釣りを楽しんで明日への英気を養うことができたような気がします。自転車で釣りに出掛ける「RIDE&FISH」は思っているより手軽で簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。